– 禮です。

2016年5月21日

自分の家での仕事

Category: 禮的な話 – rai 1:30 PM

どこかに勤めていて、毎日、朝家を出て夕刻帰宅するといったスケジュールをくり返すのではなく、毎日自宅にこもって仕事をする人とか、なにかの都合で週の何日かは自宅で仕事をすることになっている人のばあいは、特別な配慮が必要です。 

自宅で仕事をするばあいの主要な問題は、そこは家事とか休養の場所でもあるということと、したがって家族も訪問者も、あなたの仕事のことはそれほど真面目に考えないことにある。

それだけではなく、奥さんや家族の者たちは、あなたの夜と週末は当然自分たちのためのものだと考えているだろう。 

家族についていうならば、最も建設的なやり方は、奥さんや子供をあなたの仕事の協力者にしてしまうことです。

もうひとつ有効なやり方は、きちんと仕事のスケジュールを決めておいて、「入ってきてはいけない時間」を家族の者たちに徹底させておくことです。 

突然やってくる訪問者があると、あなたのきちんとしたスケジュールがめちゃめちゃにされることがある。

突然訪ねてきた人に帰ってもらうようにするためには、あるいはすくなくともあなたが仕事を続けることができるようにするためには、奥さんが出ていって、訪問者をていねいに家のなかに入れながら、主人はいま非常に多忙な仕事をしているので、と説明したうえで奥さんが接待するとか、やりかけの仕事を手に持って自分で玄関に出ていって、「こんなぐあいだから……」と、ていねいに説明するとか、いろいろなテクニックがあるが、どうせあなたは家にいるのだからなんとなく訪ねてもよいように思ってやって来た訪問者の感情を害さない配慮が必要であろう。

2016年5月11日

 カード式時間調査表

Category: 禮的な話 – rai 1:42 PM

時間を記録するには、カードと記入表という二つの基本形式がある。

カードとは、文字どおり、起こったことのいっさいをそれに書きこむ紙片ないしカードのことであって、あとでそれらのカードを一つにまとめて、必要な順序なり項目別なりに整理するのです。

カードの利点はその簡易性にある。

どこへでもそれを持ち歩いて、記録をつけようと思ったら、いつでもそれを取り出せばよいわけだ。 

あなたの所属がもし営業部だったら、あなたの記入はたぶん「時間調査表」のようになるだろう。 

記入表式時間調査表 記入表とは、それぞれの欄に必要項目を記入できるように見出しと空欄からできている、あるいは毎日の大体の行動を項目別に列記しておいて、そこにチェック印をつけるようになっている一定形式の用紙です。

「時間調査表」は前の形式であり、同じくは後の形式で、二つとも勤務時間だけを分析するための記入表ですが、その他の時間も追加してこの表をつくりなおすことはいっこうにかまわない。時間を一五区切りにしてあるのは、それより短いとこまかすぎるし、長ければ大ざっぱすぎて正確を期しがたいからです。 

調査表の「時間」と書いてある三つの空欄には、自分独自の分類を書きこめるし、備考欄には、①は会議、②は計画、③は報告書の作成、④は書類の閲覧といったようにあらかじめ仕事の内容を分類しておいて、①、②、③の記号でその内容を書きこんでいけばよい。

そして各欄ヘチェックした(V印をつけた)数を集めれば、四つで一時間になるわけだから、これを時間に換算するのはきわめて容易で、仕事の内容に従って消費した時間の総計が、簡単に集計できるわけです。

調査表は仕事の内容があらかじめ明記されているから、このV印を縦に数えて合計すれば、その仕事に使った時間が即座にわかる。

この表倒の空欄は、あらかじめ予定されなかった仕事をしたばあいのために用意されたものです。   

時間研究の時期を選ぶにあたっては、一年中で最も典型的な状態にある時期を選ぶべきで、仕事が集中していたり、季節的もしくは周期的に変化のある異常な時期は避けなければならない。 

分析するのに十分なデータを得るためには、11週間(約三か月)は続けなければならないという人もいるが、二週間ぐらいで十分だし、なんなら一週間でも結構だ。 

いずれにしても、この時間調査に要する時間は、一日のうちのほんの数分で十分ですのだから、やる気さえあればそれほど負担になることではない。